色々フックはあるけれど、流行り?のパイルドライバータイプのフックをご紹介
みなさんこんにちは。
みなさんはフックにこだわりはありますか??
オフセット、ストレート、ワイドゲイプナローゲイプ、ショートシャンクロングシャンク、フッキングポイントの向き
こだわればキリがなく、また各社こだわりを詰め込んだフックが世にはゴマンとあるわけですが、今回はその一部をご紹介します。
フックメーカーのあれこれ
世にはフックメーカー(ブランド)が数多あります。
バス釣りで言うと以下のブランドが主かな??
リューギ
個人的なイメージで言うと
一番人気のある(気がする)リューギ。
値段は高いが洗練されたイメージがありますね。
バスプロで言うとキムケンこと木村健太プロやオリキンこと折金一樹プロ、ノリーズを代表するお二人である田辺プロに伊藤巧プロ
新進気鋭の今一番ノッている男三原直之プロなど割と若者好みのアングラーが多い気もします。
値段の面で個人的にはほとんど使用しませんが…
FINA、Hayabusa
こちらはプロの名前を前面に押し出している商品が多い気がします。
並木プロや川村プロ、青木大介プロや伊豫部プロ
パッケージにもほとんどの製品でそれぞれの肖像や名前が入っているものが多いですね。
使用している一般消費者もこの辺のプロを愛してやまない方が使っているイメージ(disではなく笑)
こちらも価格からほとんど使いません…。
DECOY、カツイチ
先に言っとくと私はここの製品をよく使います笑
理由は値段!!
近所のショップでは常にデコイの一番基本のオフセットであるキロフックが190円なのでそればっか使いますし他のフックも安いので良く使います。
決して安かろう悪かろうではないのでご安心を笑
バスプロとしては菊元プロや下野プロ、小森プロなど少し玄人好みなプロが所属しています。
因みにタングステンの製品は扱っていないのでシンカーは他社を使っています。
ZAPPU
パイルドライバーでお馴染みのZAPPU
あのタイプの先駆けではないでしょうか。
逆に普通のオフセットフックは取り扱いないです。
シンカーでは樹脂タングステンであるスペースメタルを使用していて環境にも気を配っている会社とも言えますね。
プロとしてはYouTubeでも大人気の秦プロが有名ですね。
カルディバ、オーナー針
なんとなく村上晴彦さんのイメージがめちゃ強いカルディバ
縦アイのオフセットがあったりもします。
私としてはトレブルフックは全て同社のスティンガートレブルを採用しています。
安いからです。はい。
その他
他には総合ブランドのダイワもサクサスフックでお馴染みのフックを一通り揃えていますし、老舗のがまかつ、新進気鋭のひねりの加わったフックが有名なイチカワ、ネットで激安の国産ブランドである土肥富(マルト)、海外ではVMC等色々なフックメーカーがあります。
今回は恐らくその他に入れたメーカーさんはコイル式のフックを出していないため割愛。(出していたらごめんなさい)
パイルドライバータイプ(コイル式ワームロック)のフック
昨今流行っている?この手のフック
恐らくZAPPUさんのパイルドライバー(写真上のフック)がパイオニアかと思うのですが(違ったらすいません)これがシャッドテール系のワームにとてもマッチしていて他社も追随して出している状況です。
上で紹介したフックメーカーでいうと
リューギ「ピアスフック」
FINA「ハイパートルネード」
デコイ「巻刺フック、突刺フック」
カルディバ「ツイストロック」
と大手各社が独自の物を出しております。
このタイプのメリット
そしてこれの何がいいのかと言うと
ズレない、ワームを傷めない 、重心が安定する(オフセットと比較して)
ココだと思います。
まず、コイル状のワームキーパー
普通のオフセットだとドライブシャッドの様なお世辞にも頑丈とは言えないワームたちだと使っている間に頭がズタズタになって使えなくなってしまう事を経験された方も多いかと思います。
それを防げるのがまず1つ
そして、ワームの前にフックがくる
ココですね。
これによってストラクチャー等にコンタクトする際にワームじゃなくてフックが当たるのでズレない
そして3点目
オフセットに比べてフックがワームの下に出ている部分が非常に多く重心が下にあるのでスイミングで使うシャッドテール系のワームでは非常に姿勢が安定しやすいということです。
以上3点がこのフックのメリットです。
このタイプのフックを各社ご紹介
リューギ「ピアスフック」
まずはリューギのピアスフック
フック形状や焼きの入れ方などは各社あるので省いて、特徴としてはコイルの形状が他社よりだいぶワイドな螺旋になっています。
状況に応じて螺旋のピッチを狭めてキープ力をアップさせたりアングラーの工夫も必要ですね。
サイズ展開は#1~5/0まで
大きいサイズにも対応できるようにブルータルとして6/0、7/0もあります。
またオリジナル、ブルータルそれぞれにリューギ得意のフッ素コーティングのあるTCモデルも出ています。
FINA「ハイパートルネード」
伊豫部プロ謹製のハイパートルネード
他社よりコイルが長いのが分かりやすい特徴の一つかな
こちらもリューギ同様フッ素コーティングがされています。
というかフッ素コーティング仕様しかないです。
サイズ展開は#2~7/0までとオリジナルモデルだけで比較的広範囲をカバーしています。
ハヤブサ(Hayabusa) シングルフック ハイパートルネード 3/0号 4本 FF207
- 出版社/メーカー: ハヤブサ(Hayabusa)
- 発売日: 2015/04/21
- メディア: スポーツ用品
- この商品を含むブログを見る
デコイ「巻刺フック、突刺フック」
個人的に愛用しているのがこのフックになります。
ま、色々あるし小さな違いは分からんので取り敢えずデコイは安いしいままで使ってて何か不満を感じたことはほぼ無いので(NKフックの線径太いやつが欲しいくらいで…)使っている感じです笑
キーパーがきれいに刺しやすいのが特徴で、こことカルディバはコイルの真ん中に芯というか中心線があるのでそこを真ん中に合わせればきれいに刺すことが出来ます。
コイル式はきれいに刺さないとちゃんと泳ぎません。
サイズ展開は#2~5/0までですが太軸仕様のマグナムとして6/0、8/0、10/0をラインナップさせています。
あと突刺フックもあり、細身のワームなんかにはいいですがキープ力はだいぶ弱いです。
ZAPPU「パイルドライバー」
やはりこの手のワームといえばまずここでしょう。
メーカーとして他がオフセットでやっていることを全部これでやるという潔さというか強みを感じます。
先発だから後発より劣ることは全くなく、パイオニアながら第一線を走り続けているフックです。
コイルは比較的他と比べるとピッチが狭くキュッとしています。
あとは少しサイズ表記からするとフックが大きいですかね。
先発の強みかこれだけに特化している強みか、展開やバリエーションが多く
オリジナルとして#3~6/0
細軸かつコイル式ではなく突き刺す形のものが#4~#1
太軸のヘビーが#1~5/0
そして直リグなどに使いやすいデカアイ仕様が#1~5/0
と他社に比べて圧倒的なバリエーションを備えています。
カルディバ「ツイストロック」
カルディバのツイストロックは他社よりかなり外向きのフックポイントで針先を出してワームに沿わすというより埋めたままセットする形を想定していると思われます。
また、デコイ同様の中心線のあるロックなのでセットはしやすくなっています。
サイズ展開としては1/0~6/0と小さい方には少し弱いですが、太軸かつ引くくらいワイドゲイプなビーストとして4/0、6/0、8/0、10/0、12/0
と他社にはない12/0までをカバーしています。
また、このバネだけも「ツイストロックのばね」として販売しており、リューギやFINA、ZAPPUのフックにこのばねを使う人もいますね。
価格、サイズ展開比較
価格とサイズ展開を一覧にしてみました。
ここで衝撃の事実…。。。
デコイよりZAPPUのが安いやん!!笑
デコイとZAPPUは入り数同じやと思ってたんですがZAPPUの方が1本多かったです。。
もしかしたらサイズによって順位入れ替えはあるかもしれませんが3/0最安はZAPPUです!!
あとはサイズ展開ですね。
#3や#4の様な超小さいものはZAPPU、12/0はカルディバしか選択肢がありません。
ま、取り敢えずデコイ使い続けてみて考えますか…
いや、しかし衝撃だったわ笑