お財布の味方 バルクライン比較~安くて使えるのはどいつだ!!~
みなさん
あけましておめでとうございます。
遅ればせながら2019年初記事です。
いやぁ、釣り行きたい!
1時間ちょっとだけ行きましたけど気持ちよかった笑
年末に一斉メンテナンスをかけたリールたちを年明けにラインを巻き巻きしました。
12lbと14lbは在庫切れしてたので買いに行ったんですがふと思いました。
普段フロロマイスター使ってるけど、バスXやベーシックFC、G7のバルクラインも含めてどれが安いんやろ。。
全部使ったことあるしシーガーのライン気に入ってるからええけど実際比較してみよ
ってことで比較記事です。
ま、どれも実釣において実際に使った上でも必要十分な能力を持っているラインなのでやはり一番気になるのはお値段。。
ですので比較していきたいと思います。
フロロバルクライン界のWセンター
まずはフロロラインの格安大容量ラインの中で使用者が多いであろうTOP2のシーガーフロロマイスターとベーシックFCです。
クレハ/シーガーフロロマイスター
私の感覚ではこれを使用している人が一番多いのではないかと思います。
かくいう私も色々なラインを試していますが、結局今のところはフロロマイスター、フロロリミテッドが一番使用頻度の多いラインになっています。
フロロリミテッドでお馴染みのクレハ
バルクラインであるフロロマイスターもしっかりした品質で本当に実釣において必要十分なラインになっています。
比較的しなやかなラインなので扱いやすく誰でも使いやすいラインかなと思います。
太さは3lbから6lbまでとそこから2lb刻みで8.10.12.14.16、18は無くて20lbまで揃っているのでバスフィッシングにおいては言うことないです。
ラインの量ですが、14lbまでが320m巻き、16-20lbが240m巻きになっているので80mくらい巻くベイトリール等で使いやすいような設定になっていますし80mおきにシールがついているので80m巻きたいって人にはちょうどいいですね。
数年前に整列巻きから非整列巻きに変更されていますが、そもそものボビンが大きいのと緩めにボビンに巻いてあるので非整列巻きのデメリットであるライン潰れ等はそこまで気にならないです。
サンライン/ベーシックFC
こちらはこの手のラインで必ずフロロマイスターと比較されるFCスナイパーでお馴染みのサンラインのラインになります。
フロロマイスターと比較するとごわっとしていて硬めなので使いにくいと感じる人も多いみたいですが、好みなのでそこはその人の好きな方を使えばいいのかな。
フロロマイスターと比べるとボビンが小さいので場所を取らないですし、ケースが入れたままリールに糸を巻けるように工夫してあるので何かに固定とかしなくてもボビンがコロコロ転がったりしないところはGOOD
ただしフロロマイスターと同様非整列巻きでボビンも小さいのでラインの上にラインが沢山乗った状態で保管されていることになるのでライン潰れなどはフロロマイスターと比べたら多い印象があります。
ただ、私自身こちらは6個くらいしか購入していないのでフロロマイスターと比較するとかなり経験値無いです。
他とは違い最細番手が2lbからあるのでかなりジンクリアレイクで細いの使う人もOKですね。
サンライン(SUNLINE) フロロカーボンライン ベーシックFC 透明 300m 3.5号 14lb
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Wセンターを追い越せ 新興勢力2トップ
個人的に上の二つの牙城を崩さんとするラインが2つあります。
いずれも安かろう悪かろうのラインではなくしっかりした品質のラインです。
更にその2つは上とは違い整列巻きでラインがきれいなところも強み。
見ていきましょう。
ダイワ/バスX フロロカーボン
まずは総合釣り具メーカーのダイワから。
モンスターブレイブやフィネスブレイブ、PEパフォーマンス等一通りのラインは揃っていて以前はバルクラインとしてDEFBASSというものがありました。
お恥ずかしながらDEFBASSは並んでいてもどこぞのメーカーの安かろう悪かろうラインだと思っていて見向きもしたことなかったです。。恥ずかし
そのDEFBASSの後継として現れたのがバスX
色んな太さを使いましたがしなやかで非常に扱いやすいしラインの潰れも無いのでいいラインだと思います。
結び方が甘かったのか初めてこのラインを使った最初の一投そのただ一度だけ16lbで結び目滑ってビッグベイト飛んでいきました笑
コーティングがしっかりしているんですかね。
その後はそんなことないので恐らく私のせいです。
他と決定的に違うのが25lbのラインナップがあること。
ビッグベイトなどで20lbじゃ不安な方もこれならOK
結構気に入っていて今でもフロロマイスターとこちらで売り場に望みの太さがある方を使っています。
G7/トーナメントバルクライン フロロカーボン
最後はあまり聞いたことが無い方も多いかもしれませんが小物系では比較的お世話になっている方も多いんではないでしょうか?
ネコリグ等で使うチューブとかネイルシンカーとかありますがチューブはココの物しか使ってないくらいに愛用してます。
ラインでも小森プロ監修のものもありベイトフィネスに使うラインはここのマーク付きのフロロを結構使います。値段もそんなに高く無いのでお求めやすいのも魅力。
そしてそんなメーカーのバルクラインがこれです。同lbで比較すると若干カタログライン径が太いですが、まぁ他のより若干硬めの使用感ですがそれが好きな方もいますし短所ではなく特徴と捉えていいレベルですね。
他とは違い7lbのラインナップがあるのでベイトフィネスや太糸スピニングで少し幅が広がりますね。
敢えて難点を挙げるなら意外と売ってるところが少ないという点です。。
結局どれが安いの??
比較するために一覧表を作ってみました。
定価ではなく実売価格
G7だけAmazonでの在庫が不安定なので楽天から引っ張ってきました。
するとこの通り
フロロマイスターがラインナップのある番手では全て圧倒的に安かったです。
こう見るとフロロマイスターですかねやっぱり。。。
フロロマイスター以外の3つは1回の使用が75m基準なので普段75m巻くよとか100m巻くよって人は逆にロスが少ないのでフロロマイスター以外をお勧めしますがそうでなければやはりフロロマイスターが圧倒的ですね。
フロロマイスターとベーシックFCは特に常に安定供給されているし実店舗でのセール対象になることもありますからね。
今後はバルクラインはフロロマイスターに一本化していこうかなとこの記事を通して考えてます。。
番外編 カーボナイロンラインのCN500
さて、上記では全てフロロで比較しましたが、私の普段使いしているラインの中で結構気に入っているものにDUELのカーボナイロンがあります。
これは150m巻きで1,000円程度なので安いですがバルクラインたちと比較すると少し高価。
しかし現状一番好きなラインかもしれません。
そしてそのカーボナイロンには1m当たり1円という超激安バルクラインがあります。
それがCN500
クイックショットには色がゴールドしかありませんが、こっちにはクリアもあります。(写真の物はブルー)
そしてネットを見ていると結構評判は悪く無いので試しに使ってみました。
結果。。。
一生買わんし使ってないラインも含めて破棄のレベルでした。
もちろん私が購入したものが店頭にかなり長い間置かれていて劣化していたのかもしれません。
なのでCN500全てをただただdisるのではなく私が出会ったCN500の話です。
それを踏まえて使用感
まず巻いてから試しに少し引っ張った時に
めっちゃ伸びるな…ナイロンやん普通に
でした。クイックショットの方はあまりこういう印象も無くいい意味でフロロとナイロンの特徴を併せ持っているなって感じだったのですが、これはただただ伸びる。。
そして実釣
スピンテールジグを付けて3号(13lb)で投げてみました。
巻いていてウィードに引っ掛かったので外そうと煽った瞬間
バチン!!
ほとんど引っ張ってもいないのにリール付近のところから切れてしまいました。
1lbのラインくらい(それ以下)の耐久度!!
幸いリール付近で切れてくれたので手繰り寄せて回収しましたが手繰り寄せている間にも一回ウィードに少し引っ掛かり重くなった瞬間に切れました。
言うまでもなく速攻車に戻りフロロマイスターを巻きなおしました。
2019年最初の釣行で2019年最大(おそらく)の粗悪品に出会いました。
ま、多分自分の買ったやつが何か月何年も置かれていた劣化ラインだったんだと思いますが、不人気ラインゆえ回転率が悪いゆえの出来事だったのではないかと思います。。
勿論上位であるクイックショットCNはめちゃくちゃいいラインなのでみんなに使ってみて欲しいくらいですがCN500には少し気を付けてください。