BASSBOND   淀川 琵琶湖

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スピニングリール メインどころ比較~U-1万、U-1.5万、U-2万でどれがいい? ③U-2万円編~

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さて、第三回目はU-2万円クラスです。

 

ここまでくると上級者になるまでしっかり満足しながら使っていける機種が出だします。

 

前回、前々回はこちら↓

 

 

www.bassbondon.com

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シマノ/15ストラディック

 

実はアルテグラの上で2万円を切るクラスってシマノの弱点だったりします。

この価格帯で厳密に区切るとこの15ストラディックになってきますが今回はギリ2万円を超える16ストラディックストラディックCi4+も選択肢に入れさせてください笑

 

まずは15ストラディックから

 

コアソリッドシリーズ

 

この15ストラディックも17アルテグラ同様ステラを頂点とする重くても巻き味重視のコアソリッドシリーズに属します。

 

主な機構

下位モデルに搭載されているものでこれにも搭載されているものは割愛します。

前記事参照してください。(手抜き)

 

この15ストラディックはHAGANEギアだけでなくボディもHAGANE(アルミ)ボディになります。但しローターは高強度樹脂になります。

 

他は下位モデルのアルテグラに搭載されているものは全て踏襲しています。

 

逆を返すとボディ素材以外は変わらないという事にもなります。

 

素材、重さ

素材は上でも触れたようにHAGANE(アルミ)ボディのローターが高強度樹脂。

 

ギアはアルテグラ同様超々ジュラルミン製のHAGANEギア

 

重量は、バスでよく使われる2500番で230gと少し重め。

とはいえアルテグラよりは10g軽いです。

 

重さがただただデメリットではなくノーマルローターを使う事での巻き心地の向上等につながっているので何を求めるかですね。

 

価格

Amazonで16,800円程度

 

 

シマノ (SHIMANO) スピニングリール 15 ストラディック 2500S

シマノ (SHIMANO) スピニングリール 15 ストラディック 2500S

 

 

ボディ素材や特性を理解した上でパワーフィネス等用途がはっきりしている人にお勧めのモデルですね。

 

 

16ストラディックCi4+

2万超えてるじゃねーかボケ!!

と思う方もいらっしゃるでしょうが、、、すみません。これは入れさせてください

 

上で紹介した15ストラディックの兄弟モデル。

完全に真逆を行った超軽量モデルです。

 

クイックレスポンスシリーズ

シマノのリールシリーズには中級機以上はコアソリッドシリーズとクイックレスポンスシリーズに分かれます。

巻き味重視のステラを頂点としたコアソリッドシリーズに対して、巻き出しや軽さを追求しているのがヴァンキッシュを頂点としたクイックレスポンスシリーズ。

 

現行モデルではそのクイックレスポンスシリーズの末弟がこの16ストラディックCi4+になります。

 

そして、ダイワと比較するなら方向性が似ているクイックレスポンスで比較するのが正しいかなと考えている私です。

 

ですのでたまにステラvsイグジストで巻き始め軽いからイグジストーって言うてる人いますけどそもそもそういう事じゃない!比べるならヴァンキッシュと比べてくれって常々思ってます。

 

18年9月現在、軽さだけで言うなら18イグジストのフィネスカスタムモデルが2500番台160gというわけ分かんない軽さで出てきてるんで少し抜けてる気はしますが…

 

主な機構

ダイワがエアローターという名前で送り出している軽量ローター。それに対抗するシマノの軽量ローターがMGL(マグナムライト)ローターになります。

従来のローラーより14%巻きが軽くなり30%剛性UPと謳われるこのローターが搭載されて初めてクイックレスポンスたる資格を得られます。

そして、この機種からシマノの超軽量高剛性カーボン素材のCi4+が使用され、ボディ、ローター共に軽量化が図られています。

そのため15ストラディックのようにHAGANEボディほど剛性はないですが超軽量化かつ高剛性が得られています。

 

そして、ベールアーム(キャスト時に起こすやつ)もステンレスではなくチタンが採用されています。

 

素材、重さ

上と重複しますがボディ、ローター素材はCi4+

ギアは超々ジュラルミン製のHAGANEギア

 

そして2500番の重さが180gとここにきて一気の超々軽量化

 

これがクイックレスポンスだ!と言わんばかりの軽量モデルになります。

 

価格

Amazonで20,400円程度

 

若干2万円をオーバーし、企画崩れやないか!って思う方もいらっしゃる方もいるかもしれませんが、予算2万円として20,400円はセーフ笑  ですよね?

 

 

シマノ (SHIMANO) スピニングリール 16 ストラディックCI4+ 2500S

シマノ (SHIMANO) スピニングリール 16 ストラディックCI4+ 2500S

 

 

因みに15、16両ストラディック共にハイギアモデルも浅溝スプールで展開がありますのでお好みで選べますし、16ストラディックCi4+にはわずか190gで2500番浅溝スプールのダブルハンドル仕様もあります。軽いな

 

 

ダイワ/18カルディア タトゥーラ

ダイワからは2機種。何故並べてるかと言うと、基本的にデザイン以外マグシールドの有無くらいでほぼ同じだからです。

 

本来であれば上記16ストラディックCi4+と比較するのは価格帯的には17セオリーになるのですが18年がダイワの変革の年で今年のリールが去年までを凌駕(ギア素材などでセオリーが上な部分も勿論ありますが)しているのでココと比較します。

 

主な機構

この両機種ともLTコンセプトの一角でタトゥーラというとベイトリールでお馴染みですがアメリカではロッドやスピニングでも元々ラインナップされていたタトゥーラが日本にもスピニングのラインナップが出来ました。

 

この価格帯からシマノで言うCi4+に相当するダイワのカーボン樹脂ZAIONがボディに使用されています。(ローターはDS5というシマノで言う高強度樹脂のような感じです。)

ATDやエアローター等下位モデルに搭載されたものは当然搭載しているのでまさに死角なしと言った感じです。

 

両者の違いがマグシールドの有無になります。

防水防塵のマグシールドがあるのがカルディア無いのがタトゥーラになるのでソルト使用を併用する場合はカルディア一択。淡水しかやらないよって方は見た目の好みでいいかと思います。マグシールドによって淡水でも勿論メリットはありますが、巻きが若干重くなる(らしい)やメンテが複雑(実際ダイワリールは構造が複雑で嫌な人も少なからずいます)というデメリットもあるので大きく違う見た目で選べばいいと思います。

 

素材、重さ

 

素材は両方ともZAIONボディのDS5ローター

シマノで言うCi4+ボディに高強度樹脂ローターに相当する素材です。

 

ギアはタフデジギアなので恐らく亜鉛鋳造ギア。ここは超々ジュラルミン製のHAGANEギアを使用しているシマノの方が一歩出ているかなと言った感じです。

但し、16ストラディックCi4+と同価格帯の17セオリーは超々ジュラルミン製ギア

 

重さは2500番で185g

16ストラディックCi4+には一歩及びませんが、17セオリーと同重量、フリームスより20g程度軽量化。ZAION恐るべし!

 

価格

Amazonで両方とも18,300円程度です。

 

 

 

ダイワ(Daiwa) スピニングリール 2500 カルディア(2018) LT2500S

ダイワ(Daiwa) スピニングリール 2500 カルディア(2018) LT2500S

 

 

 

ダイワ(DAIWA) 18 タトゥーラ スピニングモデル LT2500S

ダイワ(DAIWA) 18 タトゥーラ スピニングモデル LT2500S

 

 

両方ともノーマルギアとエクストラハイギア(シマノのハイギア相当)があります。

 

 

黒を基調とし、赤の差し色のタトゥーラ

シルバーを基調としたカルディア

 

あなたはどちらを選びますか??

 

で、どれにすんの?

 

悩みますね笑

5g軽いけど2千円高い16ストラディックCi4+

 

17セオリーとの比較なら間違いなく16ストラディックCi4+を推してました。

ただ、価格が安いのでやはりダイワ、タトゥーラ、カルディアですかね。

 

この5gの差やギア、ローター素材に対して2千円を出せるなら16ストラディックCi4+は大いにありです。

18年はダイワが躍進した年なので来年あたりシマノの逆襲として19ストラディックやコンプレックスが出るかな…そしたらこの比較もやり直しだな…。

 

でもU-2万円だと新たなラインナップでないとストラディック入れるの厳しいか笑

 

ダイワもセオリーにテコ入れしてLTで175-180gとかありえるしな…去年出たばっかやけど笑

おー怖