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スピニングリール比較~U-1万、U-1.5万、U-2万でどれがいい? ②U-1.5万円編~

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さて、続きです。

 

前回記事はこちら

 シマノとダイワの機種に関しては前回記事ありきで書いてるのでまずこっちから読むのをお勧めします。

 

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U-2万円記事はこちら

 

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U-1.5万円クラス

このレベルになると使用用途でも少し選べるようにはなりますが、基本は下の3つから選べば間違いないです。

 

シマノ/17アルテグラ

シマノからは17年にモデルチェンジされたアルテグラ

前モデルとは毛色がガラッと変わり賛否両論ありますがこの価格帯としては完成度の高い製品です。

コアソリッドシリーズ

12アルテグラから17アルテグラにモデルチェンジするにあたって大きく変わったのがそのものの軽さや巻きの軽さを追求するクイックレスポンスシリーズからステラを長兄として巻きのシルキーさを追求したコアソリッドシリーズへの転換

 

ダイワは基本的に軽いのが多いのでしっかり比較するならクイックレスポンスと対峙させるのがいいのかなとも思いますが、この価格帯だと12アルテグラくらいしかクイックレスポンスが無いです笑

 

個人的にフラッグシップ機としてダイワのイグジストとシマノのステラがよく比較されてますが、イグジストはヴァンキッシュと比較するべきだと考えてます。

 

主な機構

基本的にはナスキーと同じ機構が採用されています。

ま、だからナスキーがすごいんですけどね笑

 

ナスキーとの違いを上げると

コアプロテクトがラインローラーにも搭載

供回りハンドルがねじ込み式に

 

この2つです。

特に大きいのが下で、ねじ込み式の方が遊びが少なく、ガタつきが少ないです。

基本的に1万円を超えるバス用スピニングは全部ねじ込み式だと思ってください。

 

素材、重さ

素材もナスキー同様高強度樹脂

ギアも超々ジュラルミン製のHAGANEギアです。

 

重さは2500番で240g

ナスキーより10g軽いです。

 

価格

 

Amazonで11,000円程度です。

 

シマノ リール 17 アルテグラ 2500S

シマノ リール 17 アルテグラ 2500S

 

 

ナスキーと比較すると3,000円程の価格差があります。

ねじ込み式ハンドルに3,000円の価値を見出せる人はアルテグラに。安い方がって人はナスキーでイイと思います。

 

ただし、アルテグラにだけ2500番のシャロースプールのノーマルギアがあります

 

ここもナスキーと比較できるところですね。

 

 

ダイワ/18フリームス

ダイワのこの価格帯はフリームスになります。

2015年発売の前モデルからLTコンセプトを搭載しモデルチェンジしてきたフリームス

 

LTコンセプトはU-1万円記事で書いたので割愛します。

 

主な機構

基本的にこの価格帯を考える人は1個下のモデル、1個上のモデルと比較して何を妥協するかで決めると思うので18レガリスと違うところをメインに書いていきます。

 

基本的にはレガリスに搭載された機構は搭載しつつ一番大きな点はマグシールドの搭載です。シマノではナスキーにもあったコアプロテクトのダイワ版と言ったところで防水機能です。(シマノとはどう防水するかのシステムが大きく違いますけど)

 

もう一つはねじ込み式ハンドル化

シマノ同様1万円を超えるフリームスからねじ込み式ハンドル化しており、がたつき等少なくなっています。

 

素材、重さ

素材は予想にはなりますが恐らくシマノで言う高強度樹脂に該当するDS5、ローターはDS4というボディ素材の1つ前の樹脂素材です。

この一つ上くらいからZAIONが使われ始めますが、フリームスではまだ樹脂どまりだと思います。

 

ギア素材も不明ですが恐らく亜鉛鋳造かなと思います。

 

重量は2500番で205g

レガリスと同重量ですがディープスプール使用の2500番はレガリスより5g軽いのでスプールがレガリスより肉薄のアルミなんですかね。

 

やはり17アルテグラと比べると悲しいまでの35g差

これはデカいです。

 

ただし重いから悪いとは一概には言えないので後述します。

 

価格

アルテグラとガチンコになる11,000円程度です。

 

 

ダイワ スピニングリール 18 フリームス LT2500S-XH

ダイワ スピニングリール 18 フリームス LT2500S-XH

 

 

ただし、こっちにはノーマルギアの選択肢がありません。

 

なのでレガリスとの違いもねじ込み式ハンドルとマグシールドくらいが大きな差です。

 

ここを妥協できるかどうかでレガリス、フリームスも選べばOKです。

 

ダブルハンドル

但し、フリームスにはダブルハンドル仕様のノーマルギアがあります。

220gと15gほど重くなりますが、バス釣りでもダブルハンドル愛好家はいます。

ハンドルの重量バランスに偏りが出ないので定速リトリーブにも向いてます。

 

確かフロッグでお馴染みのウッチーこと内山プロはスピニングはダブルハンドルで使ってた気がします。

 

金額も1,000円程度高くなるだけなのでオプション買うこと考えたら…。。。安!

 

 

ダイワ(Daiwa) スピニングリール 2500 フリームス(2018) LT2500S-DH
 

 

 

 

アブガルシア/ロキサーニ スピニング

この価格条件だとアブガルシアも一考の価値ありです。

アブはナスキー、レガリスと比較できるようなものが無いので、同価格帯の他2機種と比較しながら見ていきます。

 

主な機構

まず1番他と違うところはデュラメタル一体ボディです。高強度アルミ鋳造合金の一体ボディでドライブギアなどを囲むので圧倒的に強度が違います。

ギアはシマノのX-SHIPやHAGANEギア、ダイワのタフデジのようにアブ独自のAMギアリングデザイン(シマノで言うHAGANEギアと同様)とCOGギアデザイン(シマノで言うX-SHIP)なのでメーカーごとに差はあれどそれぞれ完成度の高いものになっていそうです。

 

ベールやスプールはそれぞれ独自のノウハウで形状を工夫しているので比較対象からは外して、、

 

2WAYドラグシステム ドラグワッシャーの順序を組み替えることでドラグの効きの強さ、繊細さを変えることが出来ます。

なのでライトライン2.5lbや3lbなどを使う時はライト仕様にしてパワーフィネスなど強めで使う時はタフ仕様にする。なんてことも出来ちゃいます。これは新しい!

 

デュラカーボンハンドル これが目に見えて他とは違うとこです。ノンカスタムでカーボンハンドル搭載ですよ。恐ろしい!カスタムハンドルだとそれだけで1万とかしますからね笑

かっこよさは好みあるかもしれませんがNo.1ですかね。

 

素材、重さ

 

ボディ素材はメインがデュラメタル(高強度アルミ鋳造合金)で恐らくそこ以外の部分は高強度樹脂になると思います。アブにもCi4+やZAIONのような樹脂であるC6カーボンがありますが、ここには使われてないでしょう。てか使ってたら書くでしょう笑

 

ギア素材は高強度アルミ製になります。

 

重量は2500番で228g

ちょうどシマノとダイワの間くらいですね笑

 

価格

 

人気なのかAmazonに在庫が見つかりませんでしたが11,000円くらいで他のネットショップにはありました。

 

ホントにガチンコ三つ巴ですね笑

 

 

じゃあどれすんのよ…

 

じゃあどれ選んだらいいんや……。。。

U-1万円ではレガリスを完全に推しましたが、このクラスは用途で選んだらいいと思っています。

 

まずシマノ17アルテグラ

コアソリッドシリーズの巻き心地と巻き始めは少しフリームスに劣るけど巻きだしたら慣性が働いてこちらの方が軽く感じるくらい。重量は少し重いけどそれも巻き続ける際の軽さの一因なのでアルテグラはズバリ巻物。

小型クランクやi字形。クランキンシャッドなど巻きの釣りで使いたい方にはお勧めです。

 

そしてダイワ18フリームス

ダイワの巻き始めの軽さやボディ自体の軽さは超魅力的。

基本的にはこれを選ぶのがいいと思うが、使用用途でいうとライトリグの釣り。

THEスピニングの釣りに使うにはこれを選んだら間違いないです。

 

最後にアブロキサーニ

このリールの一番の突出点がデュラメタルボディ

勘のイイ方なら何をお勧めされるかわかったでしょうが、パワーフィネスですよね笑

高剛性、ハイギア、5.2kgのドラグ力

パワーフィネスに使えって言うてる気しかせん!笑

 

勿論ライトリグも高い精度でこなすのでデザインが気に入ったらこれ選べばいいと思います。

 

個人的に、一番気になるのが(買おうと思ってるのが)この価格帯で

現状フリームス≧ロキサーニ>アルテグラの順で気になってます。

12アルテグラはある意味クセあって好きなんですけどね笑

 

最後はU-2万円クラスだーーーー↓

 

 

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