BASSBOND   淀川 琵琶湖

淀川、琵琶湖及び野池をメインに関西のフィールドを放浪するビンボーバサーが発信する釣り情報と釣行記録

濁り時のカラーセレクト

みなさんこんにちは

やっと2週にわたって台風が接近していた状況から解放されましたね。

 

河川系はまだまだ厳しいですが湖沼系は徐々につり出している方もいるんではないでしょうか。

 

私も昨日東京から帰ってきた友人と30分程度だけですが近所の野池に行ってきました。

友人がラスト1投でデラクーで雷魚釣ってました笑

初雷魚だったらしいですがあんま喜んでませんでした笑

 

 

さて、以前カラーセレクト記事を書きました

 

www.bassbondon.com

 

 

今回はその中でも日本全国で起こっている激濁り、マッディーな状況でのカラーセレクトを書きたいと思います。

 

 

 

現在の状況

現在、先週の台風21号と今週の22号の影響で全国のフィールドで濁り&増水がひどい状況になっていると思います。

 

普段濁りにくい場所でも泥を巻き上げ、濁り、また濁った水が流れ込んでくることでいわゆるカフェオレ状態になっている場所が多いです。

 

私のメインである琵琶湖、淀川ももちろん濁っていますし、昨日行った野池もその池自体は濁りはきつくなかったですが流れ込んできている水路の水がカフェオレだったためそのインレット部分から水路へ流れ出ているアウトレット部分までちょうどそのボディウォーターといいますか池の流れている部分だけが見事に濁っていました。

 

この濁りはしばらく続くでしょうが野池など水の少ないところは早めに落ち着いてくるのではないかと思います。

 

濁りは悪影響?

じゃあ濁っている今の状況は釣れないのか…。

 

そんなことはありません。

この台風で激流になってそれどころじゃなかった魚が動き出すことも考えられます。

それに濁っているという事は魚を騙しやすいという事です。

普段なら見切られるようなモノでも判別がつきにくくなりバイトが得られる可能性があります。

 

ただし、あまりにもきつすぎる濁りはいいとは言えません…。

濁りすぎているときは基本的にあまり動きたがりません。

ストラクチャーにピッタリ付きます。

 

人間でもそうですよね。

目隠しや真っ暗な状態であまり動き回らないですし壁などに手をつきながらじゃないと怖くて移動できないです。

 

結果としてまとめると、濁りすぎはプラスではないが多少の濁りであれば釣りやすくなる。

 

とまとめておきます。

 

 

ルアーセレクト

基本的にはシーズナブルなルアーセレクトと変わりません。

今であれば巻物がまだ通用する季節です。

 

どちゃ濁りの状況ではまず第一に魚にルアーを発見してもらうことが大事になります。

勿論フィネスな釣りでもたまたまバスの目の前すぐを通れば弱い水押しだろうがカラーがどうだろうが発見してバイトに持ち込むことが可能かもしれませんがあまりにも効率が悪いので水押しの強いルアーやラトル等音が大きいルアー、臭いが強いモノもありかもしれませんね

例えばスピナーベイトならウィローブレードで光の明滅よりコロラドブレードのような水押しの強さで魚を寄せてくる釣りの方が効率がいいです。

 

勿論魚を寄せるという意味では水の濁りに関係なく上記のことが言えますが、まず発見してもらうことが第一、さらに濁りにより騙しやすいという条件の下なのでよりその優先順位が高まる。という事です。

 

 

カラーセレクト

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写真は去年?釣ったものでカラーはパープルバックチャート

 

さて、最後にカラーセレクトです。

濁っている中で発見してもらうことの優先順位が高まりますので派手なカラーが有効になってくる場合が多いです。

いわゆるチャート系ですね。

その中でも背中とカラーが変わる色

ブルーバックチャートなどはさらにロールした時の明暗の色差でより明滅効果が高まりアピール力が強くなります。

ブルーバックチャートは大体水色と黄色なのでさらに強めようとするとパープルバックチャート、ブラックバックチャートも有効になってきます。

 

これは派手さ、膨張色でアピールを高めるカラーの考え方ですが、真逆の考え方があります。

 

それがです。

ワームで言うと特にソリッドブラックです。

 

黒という色は一切光を通しません。(ワームだと通す黒もあるのでソリッドブラックがおススメ)

 

周りとぼやけないため、ルアーのシルエットがはっきり出ます。

そのため、光を反射したり、明滅効果でギラギラさせて何かが通ったアピールではなく、影が通ったと言うことをはっきり認識させてあげることができます。

 

これは夜でも有効でバスが上を向いている状態で光を通さないものが通ると月や街灯との間になんか魚っぽいシルエットが通った!!ってなります。そのため発見されやすい。アピール力の強いカラーが黒なんですね。

 

私もトップのルアーは特に黒が好きで多様します。

他でいうとこのメーカーしかない色ですが、NOIKEさんのマッディグレープというカラー。濃い目の紫で光を透かすときれいな紫色なんですが、これがまぁ釣れること釣れること笑

 

マッディーフィールドでは絶対欠かせない色になってます。

使用するのはスマイルワームマミー(5.5inストレートワーム)のネコリグが多いですけど…。

 

 

ま、カラーセレクトもルアーセレクトも絶対はありません。

透明のノンラトルのシャッドを使ったって釣れるときは釣れるでしょうし逆もまた然りです。

フィールドごとの差もあるでしょう。

 

色々なものを試しながら自分の中での正解を見つけに行ってみてはいかがでしょうか。

 

では気を付けて行ってきてください。