BASSBOND   淀川 琵琶湖

淀川、琵琶湖及び野池をメインに関西のフィールドを放浪するビンボーバサーが発信する釣り情報と釣行記録

初心者向け ライン、糸について 各ラインの特徴、オススメ

みなさんこんにちは。

 

さて、今回はラインの話。

バス釣りで使うラインは主に3種類の素材があり、それぞれにメリット、デメリットがあります。

※主にと書いたのはそれの組み合わせたラインもあるからです。

 

それぞれ見て行きましょう。

 

 

 

 

 

 

 

1.ナイロン

 

まずは、ナイロンライン。特徴としては

 

比重が軽い(水に浮く)

良くも悪くも伸びる

柔らかくスプールに馴染みやすい

安価

紫外線で劣化する

 

こんな感じでしょうか。

水に浮くので水面で操るようなトップウォータールアーなんかに向いてます。また、他のラインと比較し、比較的伸びるので、クランクベイトやバイブレーション等の巻いて使うようなルアーに向いています。

その理由としては、基本的に巻きモノの場合魚がルアーをくわえた際、こっちはリールを巻いている状態です。すると魚がくわえてもルアーは口から出ようとします。

その際に針先がかかればいいですが、ほとんど口に入らずにルアーが出てきてしまうことが起こりがちです。

しかし、適度に伸びるナイロンラインを使用すると、魚がくわえた際にラインが伸びてくれるためしっかり口の奥まで入りやすくなり、針が口のどこかに刺さる可能性が高くなります。

勿論、竿の硬さ等他にも要因はありますが基本的には上記のような感じです。

 

あと、ナイロンラインで巻いてると根掛かりが少し減ります。

 

理由は⇩

f:id:bondon:20160916204100j:image

 

絵が下手くそなのは置いといて、少し大げさですが、青いラインがナイロン、赤いラインがフロロだと思ってください。

ラインの特性上フロロは水に沈むのでルアーから竿先が一直線に近くなり、引いてくるときにルアーより先にラインがストラクチャーにタッチしてしまう事があります。このためストラクチャーにラインが掛かってしまい、その掛かった場所に向かって引っ張られるルアーも引っ掛かってしまうなんて事が起こるのですが、ナイロンだと水に浮くためラインより先にルアーが障害物にタッチする事が多いためしっかりと回避してきたりします。

 

ナイロンは扱いやすく安価なので初心者におすすめ。

他にも巻きモノ、トップの釣りにオススメのラインです。

 

私も色んなラインを試してきましたが、今んところ1番オススメはバークレイ/トライリーンZがオススメです。あまりセール等してませんが、そんなに高価でもないですし、私が使ってきたナイロンの中では飛距離が断トツ、伸びも少ない、強い

特に飛距離の面だけでもオカッパリアングラーは一度使っていただきたいラインです。

 

 

 

2.フロロカーボン

 

続いては最近では主流となっているフロロです。

フロロの特徴としては

比重が重い(水に沈む)

伸びが少なく感度がいい

根ズレに強い

ラインが硬くスプールに馴染みにくい

劣化に強い

クセがつきやすい

 

こんな感じですか。

ナイロンと比べてどっちが良い悪いとかではなく一長一短どっちもいいとこ悪いとこがあります。

 

フロロは根ズレに強く、感度が良いためストラクチャーにルアーを入れていくような釣りなどに向いてます。

 しかしスプールへの馴染みが悪いため巻いてすぐはキャストした瞬間スプールからラインが浮いてアフロになったりしちゃいます笑

最近ではフロロしか使わないって人も多いです。

しかしナイロンにもいいところは多くありますので、やはり適材適所で使い分ける必要があるかな、、と思います。

 

そんなフロロライン。私のオススメはシーガー/R18フロロリミテッドです。

 このラインはフロロの中では柔らかくしなやか、しかし強い。なのでライントラブルが少なくとても扱いやすいラインです。

このラインも弱点はあって、柔らかくしなやかな分他のハードなモノや感度を謳ってるモノに比べると伸びがあるので、感度は劣ることもありますし遠くでかかった時のフッキングパワーも若干伝わりにくくはなってます、感度が大事だ〜って方にはフロロリミテッドハードもありますので試してみては?

 

 

クレハ(KUREHA) ライン シーガー R18 フロロリミテッド 100m 12lb

クレハ(KUREHA) ライン シーガー R18 フロロリミテッド 100m 12lb

 

 

 

クレハ(KUREHA) ライン シーガー R18 フロロリミテッド 100m 4lb

 

 

ただ、上記ラインは貧乏バサーにとっては比較的高価です。。。

そのため普段使いとしては同じメーカーのフロロマイスターを使用しています。値段は半分以下ですが、はっきり言って必要十分過ぎる性能を持っていますし特にフロロマイスターやったからこの魚とれへんかった…

ってことは起こったことないです。安いので頻繁に巻き替えられる=常に傷のない新品な状態で使える。

 

ってことで結果的に高いラインよりいいことも多々あったり…笑

 

 

クレハ(KUREHA) ライン フロロマイスター 320m 12lb

クレハ(KUREHA) ライン フロロマイスター 320m 12lb

 

 

3.PE

 

長くなってきましたが、3つ目はPEライン。

特徴としては

伸びがない

他の糸より3-4倍ほど強い

比重がかなり軽い(浮く)

劣化がほぼない

高価

ハードカバーとの摩擦に弱く熱に弱い

 

といったところでしょうか。

他の2つより特徴がはっきりしてる印象です。

 

よく使われるのはフロッグゲームです。

フロッグゲームはルアーをしっかり意のままに操作するためPEの伸びの無さ、そして太軸の針をバスの顎に貫通させるためフッキングパワーを100%伝えるための伸びの無さ、そしてカエルがいそうなリリーパッドやウィードごとブチ抜いてくる事があるのでPEの強さが必要になります。

強さを具体的な数字で言うと、ナイロン、フロロに比べて同径でも強さが3-4倍あります。私がフロッグゲームで主に使用しているサンラインのステューター55lbでナイロンフロロの14lbと同程度の太さになります。

 

また、同じ特性を活かして、パワーフィネスというメソッドにも使われます。

 

基本的にPEは0.98という比重の軽いものが多く完全に水に浮きます。

そのため、虫系のルアーなど水面に浮くルアーにもよく使われます。

 

ただし、比重が非常に軽いため、風ですぐに流されてしまうのが弱点です。

そこを補って超高比重を謳っている物があり、それだと1.4前後の比重で水に沈み、フロロやナイロン等と近い使用感で使うことが出来ます。

 

他より細く強いラインが使えるのと超高比重の登場でスピニングにPEを巻いて使用する人も増えつつあります。(私がそうです)

 

メリットとして

 

ラインが細い=飛距離が伸びる

 

これが一番のメリットです。

 

また、価格は高いですが使用による磨耗で毛羽立ってくるとか擦って傷が付くとか以外では劣化しないのでそこまでコスパが悪いわけでもないです。

基本巻きっぱなしでOKです笑

 

私がよく使うのはフロッグゲームではサンラインのステューターです。

 

サンライン(SUNLINE) PEライン シューター ステューター 65m 3.5号 55lb

サンライン(SUNLINE) PEライン シューター ステューター 65m 3.5号 55lb

 

 また、スピニングやパワーフィネスでは

シマノ/セフィアG5

よつあみ/オードラゴン

を使用してます。

 

 

シマノ(SHIMANO) PEライン セフィア G5 200m 0.6号 マルチカラー PL-E65N

シマノ(SHIMANO) PEライン セフィア G5 200m 0.6号 マルチカラー PL-E65N

 

 

 

よつあみ(YGK) ライン OH ドラゴンSS140 0.6号 150m.

よつあみ(YGK) ライン OH ドラゴンSS140 0.6号 150m.

 

 

 

 

 

まとめ

 

長々と3種類紹介してきました。

 

 

主な用途で分けると

 

ナイロン→トップウォーター、巻きモノ

フロロ→障害物を絡めたジグやテキサス等いわゆる撃ちモノ

PE→太いものはフロッグや草系ストラクチャーへの撃ちモノ

   細いものは虫系等スピニングリールで扱うトップウォーター

 

適材適所それぞれの特徴を活かしたライン選びが必要になってきますね。