ルアーカラーセレクトの基礎~初心者の私へ向けて~
みなさんこんばんは
どうですか??バンバン釣ってますか??
かくいう私はロストが続き、プラグの手持ちが………悲
特にクランクが減少傾向。
普段新品を買うんですが久々にタックルベリーに行ってみました。
ワイルドハンチと飛鳥、DEXのSC63Fを購入しましたがタックルベリーって同じルアーばっかありますね(場所にもよるのかな?)
グリフォン、ジャッカル初期のルアーRS-150
この二つが大量にストックされていました。
逆に新しめのものとかはあんまない感じ。暫く行くことはないかも…笑
さて、そんなことはさておきみなさんはルアーのカラーはどうしていますか?
取り敢えず同じルアーを各色揃える?なんならロストした時用に各2個ずつくらい揃えちゃう?
必要最低限だけ揃える?
私はそんなに金銭的余裕がないので後者です、、。
たまに何とも言えず自分の琴線に触れて合理的でなくても買っちゃうカラーもありますけどねーー
琴線に触れるを怒り的な意味で使うのは誤用ですよ。感動とかそっちの意味ですからね。コレ豆知識
こうやってくだらない事書きながら記事のレイアウトと言うかどう書いたらまとまるか考えてます笑
内容はなんとなく決まってるけどまとまってない…いつもそうですけどね
さ、行きましょう
カラーセレクトの基準となる要素
皆さんはカラー選びに際し何をもって選択しますか??
好きな色??イイですね~
でも今回はあくまで一般的にですがセオリーとされているカラーセレクトについて書きたいと思います。
水質
皆さんは普段どんなところで釣りをされますか?
私だと、淀川、琵琶湖、野池をメインに関西のフィールドを転々としています。
関東近郊だと霞水系や房総のリザーバーの方が多い?のかな?
水質はどんな感じですか?
淀川も琵琶湖も場所によりです(笑)
基本的に河川系は上流に行くほどクリアに、琵琶湖は北に行くほどクリアに、野池は市街地は濁っている場合が多く(農業用ため池などが多いため)山間部に行けば超クリアな野池も存在します。
リザーバーも山の奥に行くほどクリアな場所が多いかな?
関東は行ったことないですが霞=マッディーってイメージはありますね。
水質は呼び名として綺麗な方から
クリア→ステイン(ささ濁り)→マッディーと呼ばれ分類されます。
マッディーにも粘度系の白濁り(田んぼの代掻き等で濁った時など)や大雨後などのいわゆるカフェオレ状態や土っぽーい赤ーいいやーな濁り等ありますが大まかに3種類に分けられます。これが要素の一つです。
詳しくはあとで書きますが超ざっくり言うとクリアならナチュラルに、濁ったら派手に…
ま、あとでちゃんと書きます。笑
天気、時間帯
次の要素は天気や時間帯による光量の変化です。
晴れ→曇り→雨など暗ーい感じ
日中→朝夕マヅメ→夜
天気や時間帯は上記の順で光量の多い少ないが分かれてきます。
一般的に明るい時はゴースト系など透けるカラーを、暗い時はメッキ系の光を反射するカラーを使用することが多いです。
同じように後で書きます。
マッチザベイト
マッチザベイト。釣りではよく使われる言葉
要はそこにいるブラックバスが何を食べて生活しているのか。
ワカサギが主食ならワカサギ系、アユならアユ系、ザリガニなら赤系…etc
つまり普段食しているモノに対してはすんなり口を使うけど普段食べないモノが目の前来ても躊躇するでしょ?ってことです。
具体的なカラーセレクト
次は実際にどんなカラーを選択するのがセオリーなのかを見ていきます。
尚、カラーの画像として私の溺愛するクランク「HARDCORE® XX CRANK」の商品サイトより画像をお借りします。
水質編
クリア
上にも書きましたが一般的にクリアではナチュラルカラーが良いとされます。
クリア=人からもバスからもよく見える。
という事で派手カラー等は魚に違和感を与えてしまうため通常はナチュラル系、更に後述するマッチザベイトを意識して、アユ系、ギル系、ハス、ワカサギ、モロコ等を選びます。
ゴーストアユ
なんかは鉄板中の鉄板ですね。アユと称していますが大体の小魚ってこんな感じですしね。
あとは
シャッド
メタリック系ですがこちらも色んな魚を模していると言えますね
マッディー
クリアとは逆にマッディーな状況ではまずバスに発見してもらう事を第一としてカラーセレクトを考えることが多いです。
ただ、カラーセレクトはよりも水押しやラトルインなど波動や音で気付かせる方が優先順位は高いです。
マッディーな状況では派手な色でいわゆる強い色と呼ばれるあるチャート系(蛍光色系)のカラーを使うことが多く実際に私もチャートで結構いい思いはしてきました。
また、ピンクや白など膨張色も濁りには有効です。
例えば
ブルーバックチャート
これは大体のルアーにラインナップがありますね。
チャートかつ背中の青とボディの色の違いによりロールした時の明滅効果によりバスに気付かせることが出来ます。
次も定番
マットホットタイガー
こちらもマットかどうかはルアーによりですが大体ラインナップがあります。マッディーの定番カラーです。
こっちはこのマットにもミソがあり、マット=光を反射しない→シルエットがぼやけずくっきりする。
と言う事で目立たすことが出来ます。
それの究極系が黒です。(このルアーにラインナップはありません…)
黒は光を一切透過せず反射せずなので非常にシルエットがくっきりします。
マッディーに強い色です。
私はワームで黒をよく使用します。
あと、私の溺愛カラーがこちら
パープルバックチャート
一番上のブルーバックチャートより背中とボディのカラー差が大きく、よりはっきりとした明滅効果によりアピールすることが出来ます。
私の濁り時最定番カラーです。(あと単純にこの配色が好き)
ただし、マッディーだから派手、クリアだからナチュラルじゃないと釣れないわけではもちろんありません。クリアでも派手カラーで釣れることはありますし、マッディーでも逆に背景に溶け込ませ違和感を与えず食わす意味で白濁りにゴーストアユ等のカラーセレクトも勿論重要ですし有効です。
あくまでもカラーセレクトのセオリー、一般的な考え方として捉えてください。
天気、時間帯編
今度は天気、時間帯による光量の変化とカラーセレクトについての一般的な考えを見ていきます。
ピーカン、晴れの日中等光量が多い時
一般的に光量が多い時は透ける色であるゴースト系を選択することが多いです。
例えば再度登場
ゴーストアユ
名前にゴーストが付くようなルアーや見たまんま透けてるルアーカラーは光を透過します。そのため周りに馴染みシルエットもはっきりせずあまり違和感を与えることなく誘うことが出来ます。
今気づきましたがこのクランクに半透明系のカラーないですね
気にしたことなかった
曇天時や朝夕マズメのローライトな光量が少ない時
この場合は逆にメタリック系などフラッシングの強い光をよく反射するカラーを選択することが基本的な考え方になります。
例えば
メタリックワカサギ
こちらは銀色系のメタリックになっていて主にクリア~ステインくらいまでで使うといいです。
動かしている際はロール時に光を反射し、明滅効果を発揮し、ステイして止めてやると鏡のように周りに同化して馴染みます。
逆にマッディな状況でローライトな時は金系のメタリックがよしとされます。
ゴールデンシャイナー
DUELではゴールデンシャイナーと称していますがいわゆるキンクロ(クロキン)です。
もう語る必要もないマッディーの定番カラーとして所有されている方も多いんじゃないでしょうか?
背中の黒と光を反射する金色ボディの明滅でしっかりアピールしつつ誘うことが出来るカラーですね。
私はステインからマッディーまで結構使用頻度の高いカラーです。
夜
夜は意外とバスからは見えているようで普通にナチュラル系のカラーでも釣れます。
が、敢えて言うとするならば黒などシルエットのはっきりするカラーを使用するのがセオリーです。
バスがボトムから上を通るベイトを意識している際、月と重なってベイトは影として見えます。その際一番くっきり出るのが黒だからです。
ま、私自身夜だから黒を…とか特に考えてませんけど笑
以上のような考え方でカラーを選択していくのが光量の変化による基本的な考え方です。
最後にマッチザベイトを見ていきます。
マッチザベイト編
マッチザベイトは非常に大事な要素です。
シルエット(細身、ずんぐり)や大きさ等もあわせてあげた方が良いですが、ここではカラーです。
小魚系(ワカサギ、アユ、モロコ、オイカワ等)
基本的にリザーバーや河川系でメインベイトになることが多いですが各社それぞれリアルカラーは出しているのでフィールドに合わせて選択していくことがカギになります。
大体上で一度紹介済みのカラーになるので違うところで一つ
ブラウンゴールド
落ちアユパターンの定番色
秋になり産卵のため下流や流入先の本湖に下ってきたアユを捕食するバスを狙うパターンの定番色ですね。これもマッチザベイト
ギル系
これは野池、琵琶湖、河川問わずどこでも生息するギルに模した色を使うパターンです。
このクランクだと
ホロブルーギル
がそれに当たりますが各社もっとギルっぽいのを出しています。
クランクなんかは形もギルっぽいのでギルパターンはまることも多いです。
メーカーによっては
野池のギル
琵琶湖のギル
産卵期のギル
などよりマッチさせるべく色んなギルカラーを出しているところもあります。
ザリガニ等甲殻類系
こちらは野池等で多いザリガニやエビなどをメインに捕食しているバスに効くカラーです。
また、バス釣りの定番「春は赤系」もこれに由来しているという説もあります。
主に野池でも葦際、ウィードエリア等ザリガニやエビが居そうなポイントで投げるといい答えが返ってくることが多いです。
マットクローフィッシュ
これも各社定番としてラインナップに加えているクロー系カラー。
勿論春だけでなく年中釣れるカラーです。
私がバス釣り熱再燃しだした2年前くらいの夏に瀬田川のだいぶ上流の方で50オーバーのニゴイをクロー系カラーで釣ったことは今でも忘れません…
ニゴイのフォルムが怖い……恐
以上、定番とされるカラーセレクトの基本的な考え方でした。
勿論こんなん関係なく釣れることは多いですが、カラーセレクトで困ったときや基本に立ち戻りたいときに思い出してみるといいかもしれません。
今回はDUELさんのHARDCORE® XX CRANKのカラーを基準に記事にしましたが、各社同じようなカラーのラインナップは間違いなくありますのでこの記事を参考にした上でご自身の推しクランクをそろえていってみてはいかがでしょうか
ではではいいバスライフを~