ベイトフィネスリール/U-3万円級(リール紹介編)
さーて続き書きます。
前記事
今回はシマノ、ダイワ、アブから計5機種をご紹介します。
SHIMANO
私自身シマノ派のつもりはないのですが現状リールはシマノばっかになってます…笑
ですのでシマノリールを紹介したいのですが今回のコンセプトはU-3万円。
現状シマノから出ているベイトフィネス専用リールは残念ながら新品3万円切るものがありません。。
現行モデルは16アルデバランBFS XGのみで実売価格はおよそ3万ちょいになります。
良いものですしセール等によっては3万円切るかもしれませんが今回は泣く泣く割愛させていただきます。。。
中古もあんまり値下がりしてないよな…。つらい
シマノからは2017年にカルコンとスコーピオンのBFSモデルもでます。
カルコンは定価54,000円なので切らないと思いますがスコーピオンは定価35,000円なので3万円を切るでしょう。
ってことでスコーピオンだけ紹介します。
スコーピオンBFS
はい。シマノのエントリークラス?の超定番リールであるスコーピオンにもとうとうラインナップが加わります。
私の初めて買ったベイトがスコ1000なのでいまだにスコーピオンには少し特別な思い入れがあります。。
このスコBFS、上位機種で現行発売されているBFS専用リールの最高峰にあたるアルデバランと同様にFTB(=フィネスチューンブレーキシステム)を搭載し、16スコーピオン同様HGNボディによる剛性を持たせています。
アルデバラン同様ドラグ音がなりますしここまでしておきながら価格はアルデバランより1万円程度抑えられています。
重量こそ165gとアルデバランより35g程度重くなっていますがアルデバランが超軽量なだけでこっちも十分軽量。
ギア比は6.3と8.2が選べます。
従来のスコーピオンがベイトリールの入門機として充分すぎる性能を持っていたようにこちらもベイトフィネス入門として充分すぎる性能を持っての登場となりそうです。
発売日は2017年の5月を予定しています。
実売価格はおそらく2万5千円前後になると思われます。
シマノ派だったけどアルデバランたけえし買えねえよ!
って方は待ち遠しいのではないでしょうか
非常に楽しみなリールです。
ダイワ
アルファス AIR
シマノがスコーピオンでやっとこの価格帯に参戦できますが、ダイワからは昨年春にアルファス AIRが出ています。
実売価格は2万5千円前後。
この価格にありながら上位機種であるT3 AIR、SS AIR同様超々ジュラルミンの1.3倍の強度を持つと言われるG1ジュラルミンのスプールを搭載し、ボディもスーパーメタルフレームという堅牢性で言えばスコーピオンより上…?かなとも思えます。
ブレーキシステムも上位機種と同じエアブレーキシステムを搭載しています。
ここらへんはスコーピオンがアルデバランと同じものを採用しているのと同じ感じですね。
ドラグ力は4kgとスコーピオンの3.5kgより優秀ですがベアリングがスコーピオンより1つ少ない6個になっています。
重量もスコーピオンと同じく165g
ギア比は5.8と7.2となっており、エクストラハイギアのラインナップは無いですが5.8というシャッドや小型プラグ巻くぜ!って方にはありがたいギア比がラインナップされています。
スコーピオンの方が1年ちょっと後発になりますが完全にアルファス意識してますし現状同じ価格帯でスコーピオンが上、アルファスが上ってことはなさそうですね。。
ギア比やブレーキシステムの違い、メーカーの好みで選ぶことになってくるでしょう。
アブガルシア
アブガルシアはU-3万円級が充実しており、国産メーカーに比べベイトフィネスが安く始めれます。ブレーキ調整がマグネット入れ替える前提など分からない方にとっては不親切なところもありますがカスタムしたい人にとってはそれも長所!値段が抑えられてるので自分で調べてリールいじりを楽しんじゃいましょう!!
モデルチェンジ等もありますが、現行モデルで3つピックアップしてご紹介します。
Revo LTX-BF8
この機種は正直入れるか迷いましたがU-3万円で行くとギリギリ入るので入れました。
シマノ、ダイワで言うとそれぞれの上位機種と比べる方が対象としては合っているのかな…とも思いますがU-3万円なのでこのカテゴリーで猛威を振るってもらいます笑
このリールの一番の特色はまずその重量!!
なんと129gと現状出ている全てのベイトフィネス機の中で最軽量!!
勿論シマノ、ダイワの上位機種と比較してもです。
ボディはX-MAGフレームというマグネシウム素材。アルミなど他の金属より比重が軽くかつ強い。129gという軽さに大きく貢献しつつ強度も確保しています。
但しサイドプレートはC6カーボンと言うカーボン繊維複合のプラスチックで、マグネシウムに匹敵する剛性とは謳っていますがどうなんでしょうか。
これも軽量化に一役買っている形になります。
ブレーキはマグトラックスⅢブレーキシステムといいマグネットを3mm5個、1.5mm5個備えれるようになっており、投げるルアーの軽さ等に合わせて自分でマグネットの数を減らしたり増やしたりするように出来ています。最初は3mmが3個備え付けられていますが同梱でマグネットが付いてきますので自分に合わせたブレーキセッティングを見つける必要があります。
スプールは32mm径の超々ジュラルミンスプールで肉抜も含め徹底的に軽量化されています。糸巻量は8lb-50mです。
ドラグ力も5.5kgと他メーカーより強めです。
ギア比は8.0のみのラインナップになりますので巻物には向いていませんが元来の目的、撃物としての利用であればもってこいです。
ギア比低いのは他のメーカーかアブの他機種を選べばいいだけですしね
Revo ALC-BF7
黒金でカッコいいこちらは上で紹介したものとは違いソルトにも対応しています。
実売価格はスコーピオンBFSやアルファス AIRと競合する25,000円前後。
LTX-BF8と比較しながら見ていきます。
まずボディ素材、LTX-BF8はX-MAGというマグネシウムでしたがこちらはX-CRAFTICフレームでアルミニウム素材になっています。強度が特別劣るという事はありませんがマグネシウムの方が軽いです。
サイドプレートは同じくC6カーボンが搭載されています。
ブレーキシステムは同じマグトラックスⅢブレーキシステムを搭載しマグネットの同梱されている数も同じです。
スプールも全く同じ8lb-50mの32mm径超々ジュラルミンスプールを搭載しております。
違いとしてはこちらはドラグ音が鳴るようになっており、海での使用の際にも便利なように設計されています。
本体重量は141gとLTX-BF8の129gと比較すると重いようにも思えますが、アルファスやスコーピオンBFSと比べてもらえれば分かるようにベイトフィネス機としては非常に軽量な部類に入ります。
ギア比は7.1のみのラインナップになっており、LTX-BF8とギア比の面や海での使用の有無で選んでいいかと思います。
個人的には黒金のこっちの方がかっこいいかなと思います。
ってかアブのリールカッコいい…
Revo LT7
2017年にリニューアルされたLT
はっきり言って価格据え置きでこんなに良くなってイイの??
って感じです笑
まずボディは上位機種であるALCと同じX-CRAFTICフレーム!
以前はただ、ワンピースアルミフレームとの記載しかなかったのでここで軽量化等で一歩進化しています。
但し、サイドプレートはC6カーボンではないようなので恐らく樹脂ではないかと思われます。
ブレーキシステムも上位機種同様マグトラックスⅢブレーキシステム。
従前は3mmが5個しか装着できず、無理矢理接着剤でくっつけたりしてブレーキ強化を図った方もいたかと思いますが今回は最初から穴も10個あいてますしマグネットも付いてます。
スプールも32mm径超々ジュラルミンスプールを搭載しています。
ただ、糸巻量は従前同様8lb-100mですのでよりライトなリグを、、って方には不満が残るかもしれませんが100m巻けるので逆の考え方をすれば使いやすいのではないかとも思います。
ギアは上位の超々ジュラルミンとは違いブラスギアになっています。
あと細かいところですが
ルアーキーパーついてます。LT7だけです。
重量は166gとアブの中では重いですがスコやアルファスとは1gしか変わりません。
ギア比は7.1のみ。
実売価格はなんと19,000円程度!!
2万円切る価格で普通にベイトフィネスできるリールが手に入っちゃいます。。
恐ろしい時代だ…
ベイトフィネス使ったことない…導入したい…お金ない…
これならいけるかも ですね笑